太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

雲雀


最初は、
「お仕えしたい」
と思った。
「それだけでいい」
と思った。

でも、絶えず、求める以上のものを注いで下さるから、少しずつ欲張りになっていっている。

先日ご調教いただいたところなのに、もう
「お逢いしたい」
なんて考えてしまう。


でも、
「そんなこと…」
と、言えずに飲み込んでいたら、ご主人様のほうから
「逢いたいね」
と。
…ほら、また、求める以上のものを与えて下さった。


ご主人様は、口癖のように
「嬉しい」「幸せ」
と言って下さる。

だからわたしは、雲ひとつない広い青空を、どこまでも高く飛んでいられるのだ。


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