太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

ご主人様からいただいたもの

ご主人様と知り合う数ヶ月前、わたしは前主にサブミッシブとしては最悪な棄てられ方をされました。

自分を認めてやることすらできなくなり、自らが作りだした籠に閉じこもっていました。

そんな亡霊のようなわたしに、ご主人様は
「大丈夫」
とにっこり笑って扉を開け放って下さいました。

そして、未だ知らなかった空を指し示され、自由に羽搏ける翼を与えて下さいました。


ご主人様はそれから、様々なものをくださいました。

一番大きかったのは「自尊心」でしょうか。

以前は、ご主人様が素晴らしい方だと思うほどに、自分という存在が卑小にしか見えなかったのですが。
「こんなに素晴らしい方のお側に置いていただいている自分」
「この方に相応しい従者にならねば」
と、捉え方が反転しました。

わたしはわたしを認めてやることができました。


「自分を諦める」ような経験のあるわたしだから、殊更、ご主人様との日々のどんなことからも新鮮に喜びを感じることができます。
どれほどのものを与えて下さっているか、都度理解できます。


感謝しかできないわたしに、ご主人様は
「元気な姿を見せてくれるだけでいい」
と言って下さいます。

そのお気持ちがまた、わたしに下さる温かいもの。

 

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