太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

ミソラニ


お風呂上がりに夜風に当たろうと、ベランダに座り込んでぼんやりしていました。

もう秋の匂いがしますね。
コウロギか何かが鳴いていました。

空を見上げると、雲の濃淡があって、少しだけ星も見えました。
リアルタイムな天気情報では雨なんだけど(笑


空を見ると、ご主人様のことが思い浮かびます。
わたしを呼ぶお声とともに。


わたしはご主人様のことをご本名に「様」をつけてお呼びしますが、ご主人様はわたしのことを「従者としての名前」でお呼びになります。

「この方のものになりたい」
と願った2年前のあの日、喫茶店の向かいの席で俯くわたしに
「おまえに『○○』という名を与える」
とメールをお送りになり、にっこり笑って下さったのが、つい最近のことのようにも思えます。
以来、ずっとその名前でお呼びになります。

漢字で二文字、読み仮名も二文字のその名前は声に出すととても響きやすく、何処に居ても呼ばれていることがわかりそうです。


わたしにとって、頂戴したお名前に沿った在り方ができていると思うのですが…
ご主人様にとってはどうなのかな?名前に相応しい従者でいられているかしら?
…などと、時々考えます。


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