太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

警察署にて。


といっても、別にワルイコトで捕まった訳ではありません(笑

先日の逢瀬(ご調教)の帰り道に乗馬鞭を落としてしまったので、落とし物の問い合わせに行ったのです。


ご主人様とお別れする際に、ずっと手に持っていた鞭をお車に置かせていただいていたシューズバッグに挿し入れて、
「お気をつけて」
とご主人様のお車を見送ってから駅に向かう途中、でした。

駐車場から繁華街を横切って5分くらい歩いたところで「ない!」と気付いて、すぐに歩いた道を引き返してみたのですが、どこにもありませんでした。
慌ててご主人様に
「お車の中に落としていませんか?」
とLINEを入れて、確認していただいたのですが、当然お車にもなく。

ケースごと、何処かに消えてしまいました。


鞭は馬具専門店で買ったOOAK(一点物)で..って、それはどうでもよく。
傷んだり壊れたりしたところを、その都度ご主人様が補修して下さった、わたしには唯一無二の大切なお道具でした。

それで、ないことに気がついたのがたまたま警察署前だったこともあり、
「聞くだけ聞いてみよう」
と思い、日を改めて行ってみました。


わたしの認識不足というか何というか…駅の<忘れ物預かり所>で
「◯日▽時頃に××を忘れたのですが、ありますか?」
と気楽に問い合わせるような感覚でいたのですが、やっぱりそこは役所。書面にして提出しないといけないんですね。

スマホで経路のマップ(住所)を確認しながら、あれこれ記入。
それを提出したら、その際口頭でもあれこれ訊かれました。

受理して貰うのを待っている間、他の人のちょっとした人生ドラマみたいなのも伺えて面白かったですが(コラ
視線を感じて見ると、受付の男性職員と目が合って…目が合っているのに目線を外さず、微笑んで見つめられていました。(そしてわたしの負け。笑
ていうか、何?


結局、引換券(控え)だけ貰って帰ってきました。
拾得したほうも面倒そうだし…一般的には貴重品というわけではないので、もう返ってこないでしょうね。

悲しいです。





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