太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります


伸びた影は、いつもわたしの足下に張り付いている。

それはわたしのかたちを忠実に表すのではなく
光の加減によって、ときに、大きくなったり小さくなったり
色濃くも薄くもなる。

そう、
光がある限り、必ず、わたしの足元には影がある。


でも、飛んでいるときには、影はわたしから離れる。
高く飛ぶほどに、自分の影がわからなくなる。

どんなに無様な姿であっても、それはもう、ご主人様だけが確認できること。
いつも変わらずにわたしを見下ろしていて下さる、ご主人様だけが。

どんなに離れてはいても、その影ごと、わたしを見守り抱きしめて下さるのだ。


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─何かあったわけではなくて
帰り道、大きく伸びた自分の影を見て、ふと考えたコト。