太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

カラダ


性欲は、多分、人並以上にあると思う。
って、人と比べようがないんだけどね(笑

身体が熱く疼くことはある。
しかし、自慰で逝けなくなって久しい。
指や何かを使っても、気持ちよくならないのだ。

ご主人様の足下で、初めて床に頭を擦りつけてご挨拶したとき、その理由がわかった。
「わたしにはこれが必要だったんだ」
と。
全身の毛穴が開くような快感に震えながら。

以来、わたしの中からは<自慰>という概念が抜け落ちてしまった。


<エム>というより<被支配嗜好者>であるわたしは、相手(ご主人様)との関係を認識することが性的な快感に繋がる。
物理的な刺激は一切なくても、鋭くわたしを観察されるご主人様を感じるだけで、脳から身体にとろけそうな快感が走る。
触れられずとも、ご主人様の
「逝け」
という言葉だけで逝き果てる。

エムではないわたしにとって、痛みは痛みでしかないけれど。
それがご主人様から与えていただいているという認識が、苦痛を快感に変える。
今まで苦手だと思い込んでいた責めにも
「逝かせていただいてよろしいですか?」
と上ずった情けない声でお慈悲を乞う。


<関係性>という感覚でのみ認識されるものが、何故、性的な快感になるのかは知らない。
そんなの神様にでも訊いて頂戴(笑