2018-01-24 幸福論 想い #その他恋愛 肌を刺すような冷気の中、 あの手の温もりを思い出していた。 「寒いな」 と冷たいわたしの手を掴んで、そのままご自身の上着のポケットに引き入れて下さった手。 そしてわたしににっこりと笑いかけるご主人様。 大切な人の温かさをいつも傍らに感じ、 見上げたその先に笑顔がある─ それが一番の幸せだと思う。