太陽と青空の下で

ご主人様の空を自由に羽搏くわたし(従者)─ご主人様への気持ちや従者としての日常を綴ります

車の中


免許証の更新に行ってきました。

免許証が新しくなっても、そこにあるわたしの顔は、5年分歳を取っただけで変わらずぱっとしなくて、そして何だか少し怒っているように見えます。
…というのはどうでもいいのですが(笑)、だんだんと助手席専門になってきているわたしには、
「高い身分証だなぁ」
という感が否めません。





ご主人様のお車に乗せていただくのが好きです。

わたしのような立場だと、普通は後部座席なのかしら?…でも、お仕事用のお車で、後部座席は床どころかシートも見えないくらいお仕事関係の物品で溢れているので、いつも助手席に座らせていただいています。

─ご主人様の名誉の為に…
車内には物が多いですが、車体はこまめに手入れなさっているようで、ぴかぴかです♪─


助手席では、ご主人様が運転なさっているのを、景色を見ているフリをして盗み見します。
運転時特有の、チラチラとあちこちに視線を飛ばして気を配られるご様子は、そのときしか見られないので貴重です(笑

そんなわたしに気がつかれてのことか、いつも、わたしの手を掴んでご自身のお膝の上に置いて下さいます。


ハンドルを握ると、ブログやお話ししているときの穏やかなイメージから一転して、マナーの悪かったり下手な車にぶつぶつと悪態を吐かれるご主人様…それをクスクスと笑いながら聞いているわたし。

ありふれた光景のようで、それもまた、かけがえのない幸せなひとときなのです。



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